「アフターコロナ、ITを利活用する人創り」をテーマに講義させていただきました【鳥取環境大学環境学部】

2023年9月26日、鳥取環境大学の講座「鳥取グリーンベンチャー」に登壇させていただきました。

「鳥取グリーンベンチャー」とは、鳥取県内の経営者がリレー形式で登壇する講座です。15回にわたって行われる講義のトップバッターを担当しています。今回は、環境学部と経済学部の学生さんが参加してくれました。

以下は講義の内容をまとめたものです。ネットショップの開設や運営に興味のある方はぜひ参考にご覧ください。

地域の魅力を広める「地産外商」

私たちダブルノットの事業は、「地産外商」を軸にしています。地産地消ならぬ、地産外商です。鳥取県の魅力的な場所、特産品である野菜や精肉など作られているモノを県外に積極的に売っていこうという取り組みです。

具体的には、鳥取県内の生産者さんとタッグを組み、ネットショップ運営をしています。商品の情報を広くアピールし、生産者の想いとともに届け、ファンになってもらうことを目指します。

幸いなことにIT技術の発達やSNSの普及などによって、地産外商に必要なツールを使える環境が整ってきました。

たとえばGoogleサーチコンソール。これはGoogle検索するユーザーがどのようなキーワードでネットショップに辿りついているのか確認できます。商品紹介コンテンツの改善に活用できるのですね。

このように、田舎だろうと都会だろうと場所に関係なく、世界中からお客様を得るチャンスが生まれてきているというわけです。

アフターコロナで起きた事実

新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって、人々の行動が変わりネットショップ業界も大きな変化がありました。

自宅にいながら買い物ができるネットショップが注目され、出店数が一気に伸びたのです。ところがアフターコロナの今、出店数も売上も伸び悩んでいる現状があります。

なぜか考察すると……

  • コロナ助成金でネットショップを始めた人が乱立
  • 社員はいるけど運営できる人がいない

といった理由から、運営を続けることが難しいのだと思います。

全国のネット店長を育てたい!

わたしたちの事業は、2023年で7年目。現在6つのネットショップ運営を行っています。

弊社のネットショップ運営者(ネット店長)は、未経験からスタートしています。もちろん失敗もたくさんありました。

実践しても結果に結びつかないことも多いです。簡単に売上が出ることはありません。そんなときでも粘り強く挑戦し続けた結果、皆で乗り越え現在に至ります。

徐々に、未経験者を「ネットショップ運営ができる人」に育てる独自のメソッドが固まってきたと感じています。そこで今後は、ネットショップ運営事業からネット店長育成に方向転換をする予定です。

「ネット店長の育て方が分からない」多くの企業に出会い、弊社の経験をお伝えできればと考えています。

農業と経営を結びつける

弊社ではこれまで、ネットショップ運営にこれまで軸を置いてきました。今回わたしがお話させていただいたのは、地域の商品を全国に広める「地産外商」の仕組みと、ネットショップ運営を担うネット店長についてです。

しかしネットショップに限らず、IT技術は今後どんな仕事でも必要な知識になると考えています。また可能性を最大限に広めてくれるとも思っています。

たとえば、将来「農業」に携わる仕事をしたいと考えている場合、直接農業を行うだけでなく、新しいITサービスを活用して農業を広める・サポートする立場で働くこともできます。

弊社が積み重ねてきた経験を参考事例に、農業や地域資源と経営を結びつけるきっかけにしていただければ嬉しい限りです。

講座内容をさらに詳しく知りたい方へ

登壇で使用したスライドをダウンロードできます。興味のある方は、ぜひご覧ください。

この記事を書いた人

高林 努

東京でネットビジネスに約20年従事。
IMJグループ、電通レイザーフィッシュ、クラウドワークスでは、大手企業のインターネットビジネスの事業立案から実践構築までを担当。
2017年「地元鳥取を元気にしたい!」という思いから、(株)ダブルノットを設立。
地域を越えて日本全国に商品をアピールする“地産外商”を掲げ、ネット店長の育成に尽力。鳥取県八頭町、兵庫県豊岡市でデジタル人材育成を実施中!