6次産業で町おこし ヤギで田舎を元気に【デジハリ米子受講生木根渕さんのブログです】

デジタルハリウッドSTUDIO米子 Webディレクター養成講座の講師もしているダブルノット代表の高林です。この講座の授業の一環として当社が販売しているメイちゃん農場の手作りヤギ乳製品専門店の紹介ブログを制作してもらいました。
ブログ制作にあたっては、想定ターゲット選定、カスタマージャー二―マップ作成、想定ターゲットの課題抽出などを整理し、現地取材も行いました。
メイちゃん農場の手作りヤギ乳製品専門店はshopifyを使っていますが、本要請講座ではwordpressを学んでいることもあり、せっかくなのでwordpressを使っている高林のブログ内に記事制作してもらいました。
初めてのwordpress。初めての本格的な購買につなげるブログ執筆。ぜひご覧いただき何かお気づきのことがあれば私までご連絡頂けると嬉しいです。


田舎の町おこしに興味のあるみなさんこんにちは!
今回記事を書かせていただく木根渕です!

今回私は、鳥取県米子市淀江町にあるメイちゃん農場のオーナーの大下さんを取材しました!
ヤギの飼育、チーズ作りのこだわりについて伺うと、こだわりの裏に隠された、大下さんの「田舎の町おこし」への熱い想いを聞くことができました!

ヤギで田舎を元気に

メイちゃん農場

メイちゃん農場では大下さんのこだわりのもと、15頭のヤギが手間暇をかけて飼育されています。しかし、実は大下さん、ヤギの飼育について、何の知識もなかったそうです。
大下さんがメイちゃん農場を経営するきっかけはなんだったのでしょうか??

それは過疎化の進む田舎、「鳥取県の淀江町を元気にしたい!」という想いから始まりました。
近年田舎の過疎化が問題視されていますが、淀江町もその過疎化が進んでいる田舎のひとつです。
若者が仕事のために、都会に出たっきり戻ってこない、、、田舎ではよく聞く話ですね。

大下さんは自分の住む町に空き家や、使われていない田んぼが増えていることを問題視している一人でした。
「誰かがなんとかしてくれるだろう」ではなく「どうしたら、淀江に人が来てくれるだろうか?」と考え、大下さんは実際に行動に移しました。
こうして始まったのがメイちゃん農場です。
はじめこそ、反対する方も居ましたが、大下さんの「鳥取県の淀江町を元気にしたい!」という想いが、自然と周囲の人を巻き込んでいきました。

6次産業は無限大

メイちゃん農場は「生産×加工×販売」までを手掛け、産業の6次化を図り、町の人々・さらにインターネットを通し県外の人までつながっていき、淀江、そして鳥取県全体の産業が発展するきっかけづくりをしています。

例えば、ヤギの飼育には、牧草はかかせません。その牧草も、大下さんが自分で育てています。
牧草は休耕田を有効活用して育てており、牧草を刈るには近所の高齢者の方などに仕事として協力してもらう、、、という流れで土地を活用し仕事を生み出しています!

「ヤギを飼育する」から発生する仕事が地域を活性化し、土地が活用され、人が増え、さらに仕事が増え、プラスのサイクルが生まれると大下さんは考えています。
大下さんの志はまだ途中ですが、将来的にこのメイちゃん農場が、町おこし成功例のモデルケースとなり、各所の田舎がそれぞれ活性化してほしいと誰よりも願っています。

ぜひ、大下さんの熱い想いとこだわりの商品をお試しいただきたいと思います。

2020年追記:メイちゃん農場現在のホームページはこちらからご覧ください。

この記事を書いた人

高林 努

東京でネットビジネスに約20年従事。
IMJグループ、電通レイザーフィッシュ、クラウドワークスでは、大手企業のインターネットビジネスの事業立案から実践構築までを担当。
2017年「地元鳥取を元気にしたい!」という思いから、(株)ダブルノットを設立。
地域を越えて日本全国に商品をアピールする“地産外商”を掲げ、ネット店長の育成に尽力。鳥取県八頭町、兵庫県豊岡市でデジタル人材育成を実施中!