アフターコロナの変化に備えて:鳥取での6年間の成果を生かしたネット店長育成塾を開講します。

2023年8月から準備を進めてきたネット店長育成塾が、2024年2月にスタートします。

塾の開講に向けて、多くの方々の支援と協力をいただきました。特に、株主や支援金融機関である鳥取銀行からの多大なサポートには心から感謝しています。また、初級編の講師として協力をいただく、株式会社ユウキノイン酒匂雄二さんDesignequation中林慎太郎さん株式会社ステラクリエイト長谷川喜洋さん、原田奈央子さん。超入門編では「株式会社ノヴィータのスタッフさんと会長小田垣栄司さんには特別な感謝を。さらに、塾の学びの場として焼き鳥大黒堂のネットショップ運営パートナーである有限会社フリーダム瀧将文さん社長からの「頑張ってね!」という言葉には、大変勇気づけられました。

ダブルノットは、地方でネット店長を育成することを目指し、2017年に鳥取県で創業しました。なぜ人材育成なのか?6年経過した今でもその当時の気持ちはほとんど変わらないです。特にネット店長においては頑張りたいと思っても、実務経験を積む場所がないのが現状です。

業界経験や社会経験がなく、まだ表舞台に立てていないビジネスパーソン予備軍の皆さんに、実務経験を積んでもらい、様々なビジネスアイデアを実行する人になってほしい。時間がかかるかもしれないが、それが鳥取を元気にする一つの最短ルートである。そのような思いで「人材育成事業」に取り組むことにしました。

https://doubleknot.co.jp/blog/2018/16/01/001-3/

創業から6年、コロナ禍も経てネット店長は何が変わったのか?

コロナ禍を経てデジタル化と電子商取引化が急速に進んだ中、多くの相談を受けました。そのほとんどが消費者の購買プロセスも大きく変わったことに気付かず「やる人がいない」「やり方がわからない」という問題点でした。コロナが蔓延した期間、営業職、マーケティング職、事務職は仕事のやり方を大きく変えなければならない状況に追い込まれました。リアルでの活動が奪われ主戦場がネット上に移りました。移った結果、膨大かつ有益な情報資源がインターネット上に出現しました。これら情報を消費者が必要な時に必要なタイミングで取得することをGoogleなどのテック企業がハックをし続けて消費者は商談までに必要なほとんどの情報をネットで得られる社会環境が実装されてきました。そして、デジタルを利活用できる人材の必要性を浮き彫りにし、同時に「そんな人いない。どうしよう・・・」という人材不足の問題も明らかにしました。

アフターコロナで激変する想定する購買プロセスと各チャネルの役割について(高林努作成)

2024年は新たな時代の始まりです。コロナで得た経験やデジタル体験を生かし、ビジネス領域の変化に対応していくことが重要です。「デジタルを使いこなす人が、使わない人の仕事を奪う」可能性が高まっています。デジタルは万能ではありませんが、仕事を進める上での有利なツールであることは変わりません。特に、人口減少に伴う担い手不足が進行する地方ではデジタル化が重要な解決策の一つです。ただし、単にITツールを導入するだけでは不十分で「デジタル人材」とそれを活かす経営者が不可欠です。ネットショップの活用はその一例に過ぎません。

ネットショップだけみても、事業再構築補助金やIT導入補助金など政府の後押しもあり、多くのお店がインターネット上に出現しました。しかし多くは無人店舗のままです。無人店舗では商売は困難です。このままではインターネット上にゴースト商店街が生まれてしまいます。そのため、経営者はリアルのお店同様に愛情を注ぎ、スタッフを雇い、スタッフたちと一緒に事業成長を目指す必要があります。所詮ネットショップなのに?と思われるかもしれませんが、愛情を注ぎ続けた経営者たちだけが成果を出しています。これは事実です。

ではどのように愛情を注げばよいのでしょうか?答えは「リアル」と同じです。これまでと同じです。その商品で困っている人を幸せにすることです。皆さんは誰を幸せにするために、誰の悩みを解決するためにその商品を作り始めましたか?幸せにしたい人はインターネットを経由して同じリアルな人です。日本のどこかに住まわれているお客様です。

ただし、インターネット上には特有の文化・商慣習が存在します。スーパーを例えると以下のような事があります。

  1. 来店方法:来店者は玄関から入らない。欲しい売り場に直接訪問します。
  2. 買い物かご:買いたいものをカゴ入れ、全部買わずに残ったものをカゴに放置して帰ります。
  3. レジ:全員、宅配サービスを希望します。
  4. 店舗名:購入後にどこにあるお店か知る。店舗名も覚えません。
  5. 対話:言いたいことを言われます。怒っているか?もわからない事もあります。

このように文字にしてみると皆さんも確かに!と思うことあると思います。このような商慣習の違いを理解しつつ、ネット上の文化になじむ経験を積むことがまずは大切です。でも最初に書いた通りなかなかこのようなネット文化を経験できる機会がないのが現状なのです。であればもっと多くの人に実務経験を積む場所を使った学びの場を提供してはどうだろうか?という想いで開講することにしたのが「ネット店長育成塾」です。

ネット店長育成塾ってどんな実務経験が積める場所なのか?

まずはネットショップを立ち上げたばかりの人向けに「初級編」をスタートします。食品加工品である「焼き鳥販売”大黒堂”のネット店長」として体験入社していただき、ネットショップ創業期に必ずぶつかる4つの壁を実際経験してもらいます。

  1. 資金の壁:事業継続するために必要な資金はいくら必要か?実際の経費を使って、つぶれないように3か年計画を作成します。
  2. 集客の壁:新店舗にどうすればお客様が来店していただけるのか?金がないから知恵を絞るしかない。その知恵の絞り方を体験します。
  3. システムの壁:お店は大工さん(Web制作会社)が作ってくれたけど、日常業務、電球くらいは自分で変えられないとだめです。つまり日常業務に必要なシステム操作を体験します。
  4. 顧客対応の壁:顔が見えないお客様とどう話をするのか?交渉や謝罪もしなければなりません。テキストだけで行う対話の方法を体験します。

その他、本店(自社店舗)と支店(楽天などのモール)の違い、今話題の生成系AI「ChatGPT」の使い方などの特別講義もあります。

とはいえどんな講義内容なのか?を知ってもらうために「目指せ!日本一専門用語を使わないデジタルマーケティング連続ミニ講座」を週1回以上オンラインでミニ講座を開催します。興味があればぜひ覗いてみてください。多くの支援者と共にこの塾を開講できることを楽しみにしています。さあ、一緒に学び、成長していきましょう。

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専門家が怒るかも!?
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この記事を書いた人

高林 努

東京でネットビジネスに約20年従事。
IMJグループ、電通レイザーフィッシュ、クラウドワークスでは、大手企業のインターネットビジネスの事業立案から実践構築までを担当。
2017年「地元鳥取を元気にしたい!」という思いから、(株)ダブルノットを設立。
地域を越えて日本全国に商品をアピールする“地産外商”を掲げ、ネット店長の育成に尽力。鳥取県八頭町、兵庫県豊岡市でデジタル人材育成を実施中!