
22025年10月31日(金)、鳥取県・一般社団法人鳥取県情報産業協会が主催する「生成AI活用セミナー」に、弊社代表の高林が登壇いたしました。
当日は境港市を中心に、企業の皆さまや市役所職員の方など約20名にご参加いただきました。
ChatGPTをはじめとした生成AIツールの活用法を中心に、「AIをどう業務に取り入れていくか」をテーマにお話しさせていただき、単なる便利ツールとしてではなく、“経営者・管理職・営業担当それぞれの相棒”としての生成AIの役割を、実例を交えてご紹介しました。
セミナーダイジェスト

セミナー当日の内容を、ダイジェストでご紹介します。
仕事のやり方が変わる!1970年代から2020年代へ
電卓・パソコン・スマホといったツールの進化とともに、私たちの「仕事のやり方」は常にアップデートされてきました。そして今、2020年代のキーワードは「生成AI」。AIとともに働く時代に、どのようなマインドセットが必要かを紹介しました。
教習所に例える生成AIの使い方
車の運転に例えてお話ししました。
「車種選びは乗り方を覚えた後で、まずは運転の仕方を覚えましょう」教習車(使用ツール)として、OpenAI社のChatGPT Plusを挙げてお話しさせていただきました。
理屈より体験する。「まずはハンドルを握ってみる」ことが何より大切です。
超基本的な2つの使い方
生成AIを相棒として、依頼する超基礎的なコツを、事例を交えてご紹介しました。
- 作業指示書を使って仕事をお願いする
- とりあえず話をしながら自分の頭を整理する
経営者・営業担当それぞれの相棒としての活用事例
経営者・管理職にとっての生成AIは、「誰かに相談する前の整理役」「判断の選択肢を広げる存在」
弁護士や社労士に相談する前の段階で思考を整理し、自分では考えつかない質問に向き合う“練習相手”として活用できます。
一方で、営業担当にとってのAIは、「信頼できる裏方」
メール作成や調査、企画書作成、翻訳、契約書チェックなど、日常業務の幅広い場面でAIが支援できることを、具体的なフローや事例をもとに紹介しました。
リスクの向き合い方と対策
- 情報漏洩への注意:入力内容をコントロールし、機密情報を避けること
- 事実と異なる回答(ハルシネーション):回答を鵜呑みにせず、裏付け確認を行うこと
- 著作権問題:生成物の扱いと責任について、基本的な考え方を解説
「100%安全」なものは存在しません。大事なのは、リスクを“避ける”ことではなく“理解して付き合う”ことです。
生成AIはDXの第一歩
生成AIは「最も安価で簡単なDXツール」として、中小企業がデジタル化を進めるための“入口”になることをお話ししました。
これからの生成AIを雇用した会社経営で大切なのは、「理屈を頭で理解すること」よりも、何より「自分の手で使って慣れてしまうこと」です。
セミナー後のディスカッションから
セミナー後には、講座内でお話しした「日常事務業務、日報をAIを使って効率化する」という点について、具体的に受講者さんの日常業務で使うためにはどうしたらよいか?そんな議論をさせていただきました。
さらには、建築デザイン業務をされている参加者の方からは、「デザインや内容、雰囲気などの初期の要件を提案する際に、動画生成ツール“Sora 2”で動画を生成し、お客様との打ち合わせに活かす」そんなことができるかもという、実際の仕事現場に即した議論も多数させていただきました!
ダブルノットの“ChatGPT初級編セミナー”
株式会社ダブルノットが提供する「ChatGPT初級編セミナー」は、生成AIをこれから使ってみたい方や、少し使ってみたけれど活用しきれていない方向けの入門プログラムです。
セミナーでは、生成AIの基本的な知識と使い方をわかりやすく解説し、実際の業務でどのように活用できるのかを実践的に体験していただけます。
まるで運転教習所に入る感覚で、この講座を通じて、生成AIという新しい相棒との付き合い方を身につけてみませんか?
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