こんにちは!株式会社ダブルノットの高林です。
今日は、生成AIの時代にこそ必要になる“超説明力”のお話です。

複業という働き方の意味

最近、「副業」ではなく「複業」という考え方が大切だと感じています。
一つの仕事を主に、もう一つを副と位置づけるのではなく、複数の仕事を主従なく並行して持つという考え方です。

経営者にとっては当たり前でも、雇用される立場の人にも今後必要な発想だと思います。

日本の労働環境では「時間給」が基本ですが、成果や責任の重さで働く人にとっては時間で測れない部分が多い。
裁量労働制のように「結果にコミットする働き方」が合う人もいますし、もちろん時間で働く方が向いている仕事もあります。

でも結局、どの仕事も主であり、自分の人生をつくる一部です。休みも仕事の一部で、休む体験が次の仕事につながることもあります。

価値観のズレは自然なもの。だからこそ“超説明”が必要

ReHacQというYouTube番組で、ある政治家の秘書の働き方について語られている動画を見ました(賛否のある話なので詳細は省きますが)。

その中で「この働き方は国民には理解されにくい考え方だから丁寧な説明が必要だ」という議論がありました。

自分では自然だと思っていた働き方が、他の人にとっては「あり得ない」と感じられる。
その違いにハッとしました。
でも、そうした価値観も一つの現実であり、多様な働き方を認め合うことが大事だと思います。

この動画を通じて、自分が抱いていた違和感の正体が少し見えた気がしました。

経営者は成果で働き、一般的な従業員は時間で働く。倫理観や価値判断も違う。そのズレが誤解を生みやすく、放っておけば「理解されないもの」になってしまう。

悪意はなくても、民間的・都会的な感覚で動くと世間からの見え方が変わることもあります。
それでも、優秀な人材を確保したり、柔軟な働き方を広げるうえでは、このズレをどう説明するかが大事なんだと。

私はこれまで、裁量労働制や年間契約といったスタイルで働いてきました。
自分に合っていて心地よかったし、成果も出しやすかった。

ただ、SNSやニュースでの反応を見ていると、そうした働き方は世の中では「亜流」だと気づかされます。違和感を持つ人が多いという事実を無視してはいけない。
だからこそ、動画内でも議論されていた通り「伝わらない」ではなく「超説明」が必要だと感じています。

生成AIで働き方が変わる今こそ、説明力が経営力になる

生成AIの登場で、私たちの働き方はこれまで以上に変わり始めました。

仕事のスピードも、求められる能力も、あっという間に塗り替えられていく。
私自身はその変化の恩恵を受け、仕事の進め方が劇的に変わりました。

スタッフもどんどん変わっています。もちろん、変化の波にすぐには乗れない人もいます。
それは努力不足ではなく、私の説明不足です。

中小企業にこそ「民間ぽい」「都会ぽい」と言われるような働き方が必要です。

時間ではなく成果を、命令ではなく信頼を基軸に置く働き方。
それを支えるのが、テクノロジーであり、そして何より「超説明」だと感じています。


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