ネット店長育成塾を受講された、京都府舞鶴市で洋菓子店「ラ・クロシェット ヒラノ」を営む平野さんにインタビューをさせていただきました。
百貨店ECやふるさと納税を通じて全国へ商品を届ける一方で、自社EC運営に課題を感じていた平野さんが、講座を通じて得たEC運営に対する考え方の変化や、生成AIの活用による業務の改善についてお話を伺っています。
購入者との継続的な関係構築や、より多くの人に知ってもらいたい思いからECサイトを立ち上げ
これまで実店舗での販売以外に、百貨店のECサイトやふるさと納税を通じた販売活動はしていました。実際に関東方面から注文が入るなど、オンライン販売ならではの特徴を通じて全国に商品を届ける機会もありました。一方で、百貨店経由の販売では利益が残りにくく、購入者に他の商品を紹介したり、継続的な関係を築いたりすることが難しいという課題を感じていました。
こうした課題意識から、「オンラインで自分たちのショップを持ちたい」という思いが次第に強くなり、約3年半前、ものづくり補助金の活用をきっかけにECサイトを立ち上げました。
立ち上げ当初は外部にサイト制作を依頼し、商品登録などの日常的な運営作業は社内の2人体制で分担しておこなっていました。そのうちの1人が途中で退職したことで、以降は大きな刷新はおこなわず、季節ごとに商品を入れ替える程度の運営を続けていました。
EC運営において、業務の幅を広げてくれた生成AIの活用方法
漠然と、機会があればまたECにも力を入れていきたいと思っていたところ、知り合いからダブルノット社を紹介され、ネット店長育成塾を受講することにしました。
講座内容で最も印象に残っているのは、ECのテクニカルな話よりもChatGPTをはじめとするAIの活用方法です。購入いただいた方とのメールや口コミへの返信、商品ページやSNS運用の企画整理など、自分の知識や経験だけでは考えられないことや合理的な判断などをAIにサポートしてもらい、対応できる業務の幅が大きく広がったと思います。
またHTMLについても、実際に自分でイチから書くことはないものの、仕組みを理解できたことに意味を感じています。裏側の仕組みを理解したからこそ、AIにコード作成を依頼する際の精度が高まり、実務に活かせる知識として定着しました。
一方で、事業計画や販売管理など数字が関わる分野はまだまだです。これからより戦略的に販売数を増やしていくためにも、学んだことを普段の活動の中で意識しながら数字計画を考えていきたいと思っています。
「真似る」から「自分でつくる」EC運営へ
講座を通じて得られた最大の成果を1つ挙げるとすれば、ECに対して自分なりの判断軸が持てるようになったことです。
講座の中で他業種の商品ページを手本にした画像制作の演習があったのですが、最初はそれを綺麗に真似ればうまくいくだろうと思っていました。しかし実際に演習や普段の業務、外部からの反応を通じて、ただ手本を真似るだけではうまくいかないということに気付きました。
「ターゲットに対して何が適切か」や「自分たちのブランドに合っているか」など、フレームワークを活用して自分たちの意志を持って設計するようになり、それによって必然的に外からの反応が変わってきたことを感じます。しっかりと自分たちの基準で、物事のやる・やらないや、どうするべきかを考えられるようになったことは、ショップを運営していく上でとても重要な土台になっていると思います。
ダブルノットの“ネット店長育成塾”について
「ネットショップを始めたものの何から始めていいかわからない」そんな方向けの入門講座です。
商品の見せ方、販売計画、集客、顧客対応… すべてを一から整理し、“ショップを動かす”ための基本を実践で学びます。
地域の中小企業とともに数多くのECサイトを立ち上げてきた講師・高林の実際の販売データや事例をもとに手を動かしながら進める実践型カリキュラムです。
「知る」ではなく「できる」へ。自走できるネットショップ運営をサポートします。
研修・伴走支援に関するご相談やお見積もりのご依頼は、下記よりお気軽にご連絡ください。
