モノの良さだけを語るのではない。コト・ヒトを語ることが大切。これを多くの人に知ってもらいたい。

ダブルノットの高林です。いつもお世話になっております。

鳥取県八頭町の空き小学校跡地を活用したインキュベーション施設「隼Lab.」に入居して2週間が過ぎました。自分たちだけで行った引っ越し作業もやっと落ち着きました。これから新しい拠点での新たな出会いを楽しみに仕事を進めていきます。写真は東京から来た友人が撮影してくれた写真です。隼Lab.最寄り駅の若桜鉄道の隼駅です。いい場所じゃないですか?

一度も行ったことがない。オープン当初は行ったけど最近行っていないなあ。という方は、ぜひ遊びに来てください。お待ちしております!

 

今日は2つ営業・宣伝を入れてありますが、5分ほどで読める内容を書きました。休憩の合間でも読んで頂けると嬉しいです。

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ダブルノットが行っていることは、インターネットを使った“地産外商”の仕組みづくりです。ECサイトやWebサイトの運営が主です。当たり前ですが運営なので「人」がやります。今日はその人に関する話を書きました。

昨今、モノの良さを語るだけではなかなか購入に結びつかない。そのモノがどんな想いで生産されているのか?そしてそのモノを作り出しているヒトはだれなのか?つまり、

 

『モノ消費からコト消費、ヒト消費へ』

 

このように言われております。

スマートフォンの普及や通信回線速度の向上などもあり、インターネットを使い広域エリアに情報発信が手軽にできる生活基盤が整備されました。その結果、世の中には情報が溢れ、同じような情報が乱立してしまう時代になりました。

例えばお米。Googleで「こしひかり」と検索すると「約5,290,000件」の情報がありますと1秒以内で教えてくれます。そして、楽天でもYahoo!やAmazonでも、その他ネットショップでも「おいしい」「安全」という言葉が並びます。もちろん、実際に食べてもおいしくて安全なこしひかりばかりだと思います。しっかりとモノの良さを語ることができる運営者がいる証拠です。そして、価格、品質などのモノ比較もgoogleですぐに実行できます。

 

でも消費者は「一番安いもの」を買う人ばかりでしょうか?

皆さんも一番安いものを買わないときがありませんか?

 

そこの私たちの勝機があるのでは?と考えています。つまり、おいしく、安全は最低限クリアしておく前提条件であり、その先にある世の中で選んでいただくためには何が必要なのか?ここがしっかり考えることが大切になってきます。

そこに必要なことが、関わるヒトの想いを伝えること。そして、幅広く多くの人にわかってもらうのではなく、知ってほしい人を選択し、そのヒトだけに伝え続けていく。それが「コト消費」「ヒト消費」の重要なキーワードです。

ダブルノットがこのようなことを考え、実践するきっかけは、関西を拠点に全国各地100以上のネットショップ運営のアドバイスをしている株式会社ユウキノインの代表の酒匂さんとの出会いです。選択することの大切さ、ヒトの想いを伝えることの大切さを基本に、現代のインターネットの活用状況に沿った、すぐに使えるアドバイスをいつもしてくれます!

その酒匂さんの話をぜひお聞きしてほしく来週1月30日(木)に隼Lab.でイベントを行います。ネットショップ運営やWebサイト運営を実際行っている「担当者」向けです。ぜひ参加頂けると幸いです。

これからのワークスタイル勉強会

働く場所はどこでもOK!ゼロから始めるWebマーケター講座(第一章)
日時:1月30日(木)10:30-12:30
場所:隼lab. 3F セミナールーム(八頭町見槻中154−2)
参加費:1,000円(税込)(飲み物+軽食付き)
詳細・お申込みは以下Webサイトをご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://event016.doubleknot.co.jp/

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そして、コト消費、ヒト消費を前提とし、インターネットを使った販売・プロモーションの仕組みもたくさん誕生しました。ダブルノット様々な仕組みを使っていますが、今注力しているのが「クラウドファンディング」です。

クラウドファンディングとは、ヒトの活動や夢を発信し、その想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から支援・協力を募る仕組みです。つまり、知ってほしいモノ自体の良さだけを語るではなく、モノを生産することになった経緯や理由、そして、そのモノの生産することを選んだヒトとはだれなのか?を語ることが必要になってきます。

まさに、コト消費、ヒト消費時代にあったプロモーションの仕組みです。

クラウドファンディングを実施する企業や経営者は、なぜ今の仕事を続けているのか?改めて考える機会にもなり、10年後や20年後、どんなことを夢見ているのか?を言語化するチャンスにもなります。

 

とはいえ、、、なかなか難しいです。

自社の事、自分の事を話すって恥ずかしいですよね?

でもその恥ずかしさを超えると新たな世界が見えてきます。

 

社名知っているけど。何をしているか?なんとなく知っているけど。という地域の方が「へえ~そんなことやっているんだ!」「だったら応援しようかな」という形に変わっていきます。さらには、様々な応援やアドバイスも頂くことが可能です。また、全国の方に自分たちを知ってもらう機会にもなります。

その機会をまさに今実践しているのが鳥取県八頭町の田中農場の代表:田中里志さんです。
先代から40年以上続いてきた「土づくりへのこだわり」と「おいしさへのこだわり」のモノの良さを語るだけでなく、なぜこの地で農業を続けているのか?なぜ農業を選んだのか?自身の想いを語ること機会をクラウドファンディングという仕組みを活用し創りました。

クラウドファンディングを開始して現在50日程度が経過しました。

クラウドファンディングを通じて世の中に向けて語ることで、身近な人から全国の方まで、想いが伝達され、結果として現在100名近くの方に支援いただくことが出来ました。さらには、支援して頂いた方の言葉やアドバイスを通して、改めて自分たちの活動を振り返りながら、まだまだ伝達不足だったコトを追加して語ることを繰り返しています。

希望する支援額に到達することも大切ですが、自分たちの活動や想いを言語化し、身近な方に知ってもらう機会を作り、また新たな形でヒト同士がつながるきっかけづくりも大切と考えています。もしよろしければ一度、田中農場さんのクラウドファンディングのWebページを見ていただけると嬉しいです。

田中農場のクラウドファンディング情報

40年以上続く想いと実績を次の100年も継承するために挑むスマート農業第一弾!
https://www.makuake.com/project/tanaka_noujyou/

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ダブルノットは2020年で3年目になりました。できたばかりの小さなチームですが、インターネットを使った情報発信はこれからもどんどんしていきます。そして、皆さんとも色々な意見交換がしたいです。ぜひ皆さんからの感想やご意見お待ちしております。

以上、ダブルノット高林努からのアウトプットでした。

この記事を書いた人

高林 努

東京でネットビジネスに約20年従事。
IMJグループ、電通レイザーフィッシュ、クラウドワークスでは、大手企業のインターネットビジネスの事業立案から実践構築までを担当。
2017年「地元鳥取を元気にしたい!」という思いから、(株)ダブルノットを設立。
地域を越えて日本全国に商品をアピールする“地産外商”を掲げ、ネット店長の育成に尽力。鳥取県八頭町、兵庫県豊岡市でデジタル人材育成を実施中!