売上向上の最短ルートは「検索意図」を制すること!良いコンテンツ作りと世の中活動を活かしたプロモーション

インターネット通販運営支援を行っているダブルノットの高林です。
鳥取県八頭町に引っ越して2か月が経ちました。毎日オレンジのパーカー着て、会社がある隼Lab.で走り回っています。そろそろ暖かくなるので春仕様パーカーを探さないといけないです。(冬仕様のパーカーは4枚保有!)

今日はコンテンツ作りのお話です。

■私たちの仕事で毎日登場する「検索意図」とは?

ネットショッピングWebサイトの運営で私たちが重要視しているのが検索意図を意識したコンテンツ作成です。「検索意図」とは利用者がgoogleなどで検索することによって何を得ようとしているのか?その“意図”を考え、意図にあった情報を提供していくことです。意図通り情報提供できたか?のチェックはアクセス解析ツールgoogle analyticsでチェックできます!

検索をする際の“意図”を大別すると「do-know-go」の3つにわけることができます。

1つめの「Do(する)」とは。例えば検索窓に「きくらげ 購入」「ダブルノット 問合せ」「おいしい日本酒 居酒屋」などなど。具体的に何かしたい!という行動が決まってときです。何かを購入したいときは、購入ができる商品ページへ。何かを問合せしたい・資料請求したいときは、お問い合わせができるフォームページへ。何かざっくり一覧で見てみたい場合は、対象物を紹介している一覧ページへ。などなど、ユーザーの「したい」に合わせたコンテンツ作りのことです。

「国産きくらげ 乾燥 購入」ならば当社が運営している「純国産きくらげ緑工房」のWebページが上位に出したいのが運営者側の意図です。残念ながらまだまだ大手ショッピングモールに負けている部分はありますが、意外と健闘していますよ。

2つ目の「know」とは。例えば検索窓に「きくらげ 成分」「ダブルノット 事業内容」「おいしい日本酒 知りたい」などなど。具体的に何か知りたい!調べたい!という疑問や質問があるときです。よくあるのが「〇〇とは」です。ユーザーの疑問や質問にバシ!っと回答が出来たときは、購入やお問合せの実利アクションにつながりやすいです。

「きくらげ 成分」ならば、繰り返しですが「緑工房」が表示してほしいですが、Wikipediaが一番上位にヒットします。これは狙い通り。私たちが運営しているWebページが1番になりたいのは、ユーザーからすると求めていないケースが多い。であればWikipediaやその他情報Webサイトに、私たちが持っている情報を提供していくのも私たちの仕事です。実はWikipediaの更新業務も日々の業務に含まれています。

3つ目の「go」とは。例えば検索窓に「緑工房 住所」「ダブルノット 行き方」などなど。実際ある場所に行きたい!というニーズがあるときです。検索結果に地図情報や店舗情報が表示されるときはまさに「go」の検索意図のコンテンツになります。

私たちはインターネット通販サイトを運営していますが、実際生産者の栽培ハウスに行きたいという方も結構います。その方に迷わないように場所情報を適切に提供していきます。営業時間や休業日なども間違っていないか?世の中のホームページをチェックするのも私たちの仕事です。美容室や飲食店などは検索意図「Go」を意識したコンテンツ作りはとても大切です。

最も重視しているのが「know」を意識すること

ユーザーの知りたい欲求に答えられたのか?つまり「know」に答えられたのか?これが3つの中で今は重要だと思っています。Knowを追求するためには、専門性、つまり世の中にどこにもない情報を提供できたのか?というのが一つのポイントです。

一般論ですが、何かの情報に触れたユーザーが、その情報を深く知りたいためにgoogleやyahoo!の検索窓にキーワードを入力して検索結果に一喜一憂する。その入力するキーワードがよりニッチなればなるだけ「まさかこんな情報ないよなあ~」って思いながら検索窓のキーワードを入力する。その期待に応えられた情報を提供できた時に、次のアクションにつながっていきます。その期待に応えるべく、日々情報を調べたり、取材したり、お客様と対話したりして熟考する毎日なのです。

何かの情報に触れる起点はテレビ番組を意識する。

起点の一つでわかりやすいのが「テレビ番組」です。つまり既存メディアの情報です。特に最近はニッチな情報を一般生活者の方々にわかりやすくかみ砕いて紹介する番組が増えています。クイズ番組や旅番組や知識番組などです。番組時間の関係上、テレビ番組は誰もがわかりやすい、誰もがびっくりする情報に注力します。

びっくりした後のユーザー行動はどうなりますか?

そうですよね!ネット検索です。Knowが知りたくなるものです。

つまり、数々のニッチな情報提供番組を通して視聴者は「もっと深く知りたい」欲求が増していきます。その欲求に答えるのがgoogleの検索窓であり、私たちが提供し続けているknowのコンテンツなのです。

近年、テレビを見ながらスマホを見る人が当たり前になりつつあります。そして、気になる情報があると「さっと」検索窓にキーワードを入力するのです。そしてほしい情報に触れたときに、ユーザーの満足度が最高沸点に達します。それがニッチになればなるだけ、瞬間湯沸かし器のようにぽ~~~っとなっていくのです。このようなユーザー活動の結果を、私たちが創り上げた情報によって成し遂げると、売上倍増になります!!!

以下の表は、純国産きくらげ緑工房のアクセス情報です。時々ぽん!っと跳ね上がっているときがテレビ番組で「きくらげ」を取り上げたときであり、多くの人が検索窓に「きくらげ ○○」を入力した瞬間です。もちろん売上もあわせて伸びました。閲覧頂いたお客様が満足してくれた結果だと思っています。

■起点を作るのは大変。お金もかかる。。。

テレビ例を話しましたが決して当社がお金を出してテレビ番組制作に携わっているわけではありません。それが出来ればよいですが、、、なかなか難しいですよね。私たちが行っている活動はラテ欄、つまり「新聞のテレビ欄」のチェックです。私たちが取り扱っている商品やサービスにまつわる番組がないか?日々チェックしています。このように世の中でどんな活動が起きているのか?新聞や雑誌を見ることも大切ですが、日ごろチェックするテレビ欄こそ、売上向上につながるきっかけなのです。

そして、

実は明後日「きくらげ」に関するテレビ番組があります!3月12日放映の「テレビ東京系列の主治医が見つかる診療所SP」です。きくらげを使った情報提供が見込まれます!この視聴者の皆さんのテレビ番組だけでは答えられていない疑問や質問に答える「know」を提供できるか?を今まさに虎視眈々と狙っています。まさに大きな魚にぶら下がるコバンザメのような活動です。

狙っているテレビ番組:テレビ東京系列の主治医が見つかる診療所SP
https://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/

この番組を見た方が「きくらげ」に関する様々な情報を検索すると思います。そのために以下のようなページを準備しています。果たして狙い通りアクセスしてもらえるか?今から勝負が始まっています。

純国産きくらげの栄養価について
https://www.midorikoubou.jp/smartphone/page5.html

純国産 乾燥きくらげ大容量500g/リンガーハットにも選ばれた純国産きくらげ
https://www.midorikoubou.jp/shopdetail/000000000012/kanso-kikurage/page1/order/

さあ、テレビ番組の視聴者の皆さんの悩みや課題に答えるコンテンツをどこまで提供できるか?そして売上向上にどこまでつながったのか?

結果はまたご連絡します。

この記事を書いた人

高林 努

東京でネットビジネスに約20年従事。
IMJグループ、電通レイザーフィッシュ、クラウドワークスでは、大手企業のインターネットビジネスの事業立案から実践構築までを担当。
2017年「地元鳥取を元気にしたい!」という思いから、(株)ダブルノットを設立。
地域を越えて日本全国に商品をアピールする“地産外商”を掲げ、ネット店長の育成に尽力。鳥取県八頭町、兵庫県豊岡市でデジタル人材育成を実施中!