【2025年7月版】生成AIに奪われる前に、自分で作ろう。塾長高林が語る事業計画の本質と新講座の紹介

これまで、多くの中小企業の経営者方々と接して感じることは、「事業計画」という言葉がどこか遠くて堅苦しいイメージを持たれているということです。そのため、私のような経営者と共に事業支援をしている人間に「事業計画書をつくってくれない?」と頼んでしまうのでしょう。もちろん、そう頼っていただくことは私にとってやりがいでもあります。

なので、依頼を受けたら全力で経営者の伴走相手として同じ目線で困難な時も辛い時もその気持ちに寄り添い、「攻め」の事業計画書や「守り」の事業計画書づくりを支援しています。事業の大小に関係なく、自分の「やりたい」または「乗り切りたい」を明確にし、それを他人に伝えるためには不可欠なものです。

そして、現在は生成AIが急速に進化しています。生成AIを上手に活用できれば、専門家だけの領域だと思われていた「事業計画作成」でさえも、生成AIと一緒に誰もが取り組めるようになりつつあります。

実際、私自身も事業計画書づくりの多くの作業を生成AIに依頼しています(これは仕事を依頼いただいている皆さんにもお伝えしています)。そして生成AIと共に、経営者の代弁者として事業計画書を作成しています。

ということは、経営者自身が生成AIと直接対話をして事業計画を作成することができれば、私の多くの仕事は生成AIに奪われるのではないでしょうか?だったら、いっそ自分が持つ生成AI活用のノウハウを早く共有し、経営者自身が事業計画を作れるようにしたい――そんな想いから「AI相談役と一緒に『やりたい』を形にする6週間の事業計画づくり(β版)」という講座を作りました。

ぜひ、この講座はまだ出来たばかりです。どんな講座なのか?詳細はこちらのPDFをご覧ください。」なんとか9月にはちゃんとしたWebページを作りたいと思っています。

その上でどんな講座なのか?そもそも事業計画ってなんだろうか?塾長高林なりの言葉として、まとめ切れていませんが(大汗)、ぜひお読みいただけると幸いです。

そもそも、なぜ事業計画が必要なのか?

事業計画の本質は、「なぜそれをやりたいのか?」を言葉にして、他者に伝えることです。想いを具体的に伝えることができれば、周囲の理解や協力を得ることができます。これは事業化に向けた重要な一歩です。

事業計画づくりの3つのステップ

①なぜその商品をお客様に届けたいのか?

まず「なぜその商品を作ろうと思ったのか?」「なぜそれを選んだのか?」という理由を明確にしましょう。「自分が作りたいから」でも構いませんが、もう一歩踏み込んで言葉にしてみることが重要です。すでに販売を始めている方は、お客様が商品を受け取った理由を振り返り、「ありがとう」「助かった」というお客様の言葉の背景にある真の理由を掘り下げましょう。

世の中には数多くの商品やサービスがあります。その中でなぜ自分の商品が選ばれるのかを考えることで、「自分が世の中に提供する価値」が明確になり、これが経営の軸となる「理念」に繋がります。理念を語ることは少し照れくさいかもしれませんが、人は意外とその本音を聞きたいと思っています。このギャップを楽しむことも経営の魅力です。

②挑戦するための「選択肢」を整理する

自分の理念や想いに共感してくれる人と出会うことが成功への近道です。そのためには、「自分が出来ること」「出来ていないこと」を整理し、世の中の流れを把握しましょう。特に、世の中の流れを「良い流れ」と「ヤバい流れ」に分けて整理すると、冷静に対応が可能になります。

これらを整理することで、無駄に焦ったり落ち込んだりする時間が減り、「良い流れ」に自分が出来ることを乗せる方法を考えることができます。自分が活躍できる場所やその中で注目を集める方法を見つけ、成功への近道を掴みましょう。

③「いつからやるか」を明確に決める

人は期限を決めないと行動が後回しになりがちです。だからこそ、小さな目標を複数設定し、それを積み重ねる計画を立てることが重要です。

計画の中で最も重要なのは「お金」です。毎月の売上から費用や給料を差し引き、利益を明確にする計画を立てましょう。売上はすぐには上がりません。資金も潤沢にあるとは限りません。だからこそ、現在持っている資源で何ができるかを考え、3年後の具体的な数字目標(売上、費用、時間)を設定します。作業量が多すぎる場合は、チーム作りや目標の調整も必要です。

生成AIが変えるこれからの仕事のやり方も体験できる!

生成AIを活用する人が増えていますが、「なんだかイメージと違う」と感じる人もいます。その原因は、自分が得意なことをAIに任せるとき、無意識に省略してしまっている工程があるからです。AIを効果的に使うには、自分が苦手な人になったつもりで、すべての工程を細かく言語化することが重要です。

生成AIは人間の指示や依頼を忠実に再現するため、与える情報が曖昧であれば出力も曖昧になります。逆に、細かく丁寧に工程を伝えることで、期待通りの成果を得ることができます。

生成AIともに進めるこれからの仕事の進め方とは、自分の持つ知識やノウハウをAIに明確に伝え、AIを自分のパートナーとして共に働くというスタイルのことを言います。こうした変化にいち早く対応し、経営者自らが生成AIを活用することで、他の人よりも速く成果を出すことが可能になるはずです。

生成AIとの協働は、自分自身が何を大切にしているのかを再認識し、それを言語化するきっかけにもなります。このような新しい働き方を通じて、自分のビジネスや事業計画をより具体的で明確なものにしていきましょう。

生成AIの基本的な使い方「対話方式」をフル活用します!

生成AIの使い方には、大きく分けて「単発方式」と「対話方式」の2つがあります。単発方式は明確な指示を与え、それに対する回答を得る方法で、正確な指示書(プロンプト)が鍵となります。一方、対話方式は、自分の曖昧な考えや悩みを深掘りし、整理するための方法であり、本講座ではこの対話方式をフル活用します。

この講座の2週目をちょっとだけご紹介しますね。2週目は心理カウンセラー役の生成AIと対話形式で、自分自身の原体験を深掘りし「なぜしたいのか?」という動機を言語化してもらいます。AIはカウンセラーのように皆さんの話を丁寧に掘り下げ、「君の言いたい事はこう?」と確認しながら進めていきます。このプロセスを通じて曖昧だった想いがクリアになり、自分の中の情熱が明確になります。

その具体的な様子を動画(約8分)で公開していますので、ぜひご覧ください。もし関心を持って頂ければ一度ご連絡頂けると幸いです。それではご連絡お待ちしております!


講座名(AI相談役と一緒に「やりたい」を形にする6週間の事業計画づくり)

AI相談役と一緒に「やりたい」を型にする6週間の事業計画づくり。

講座の詳細情報はこちらのPDFデータをご覧ください

特徴(3つの柱)

特徴内容
相談方法が分かる生成AIを“壁打ち相手”にする方法を学び、思考整理術を体感。
事業計画書ができるAIの問いかけで「やりたいこと」を深掘り・構造化し、伝わる形にまとめる。
塾長と対話できるAIで積み上げた計画をもとに、高林が直接確認・後押し。

カリキュラム構成(6ステップ)

タイトル内容
第1週日常相談AIと壁打ち気軽な相談から業務課題まで。AI活用のハードルを下げる。
第2週心理カウンセラーAIと壁打ち原体験や情熱をひも解き、動機を言語化。
第3週マーケターAIと壁打ち顧客ニーズや市場性から強み・弱みを整理し戦略を構築。
第4週税理士AIと壁打ち売上予測と収支計画を立て、黒字化までの道筋を明確に。
第5週コンサルAIと壁打ち補助金や融資を視野に入れた現実的な事業計画書を作成。
第6週最終ジャッジ:塾長と壁打ち最終確認と意思決定を高林塾長が直接サポート。

開催情報(β版)

この講座は塾長高林と1対1形式で実施します。受講者の都合にあわせて、各自が開始時期と日程を自由に決めることができます。

項目内容
開始期間2025年7月 限定プレオープン
募集定員先着5名(定員次第終了)
費用10万円(税抜)
※正式版は15万円予定
※別途、ChatGPT Plus(有料版:月20米ドル)の契約をお願いします。
形式ライブ形式(塾長・高林が直接指導)日程も自由に決めることが出来ます。
主催株式会社ダブルノット(ネット店長育成塾)
会場オンライン形式で実施
お問合せ050-3205-0801
programu@doubleknot.co.jp

ご興味のある方は、お早めにご連絡ください。あなたの「やりたい」を一緒に形にしていきましょう。

受講対象者(こんな方におすすめ)

  • 「やりたいことはあるけれど、言語化できずにモヤモヤしている方」
  • 「補助金や融資に向けた計画書を書きたいが、何から始めればいいかわからない方」
  • 「ChatGPTを使ってみたけど、使いこなせていないと感じる方」
  • 「自分の事業に自信を持ちたい方」

受講者の声

  • 「これまで曖昧だった想いが明確になり、自信を持って説明できるようになった」
  • 「補助金申請に通り、事業が大きく前進した」
  • 「社内で事業の説明をしたときに“分かりやすい!”と言われた」

よくある質問(FAQ)

Q. 生成AIを使ったことがほとんどありません。それでも大丈夫でしょうか?
はい、まったく問題ありません。初回のセッションで基本操作から丁寧にサポートします。

Q. 受講はオンラインですか?対面ですか?
原則オンラインでの実施となります。Zoom等のビデオ通話ツールを利用します。

Q. どのくらいの時間がかかりますか?
1回あたりのセッションは60〜90分を想定しています。6週間の中で柔軟に調整可能です。

Q. 作成した事業計画書は補助金申請や融資に使えますか?
はい。実際に補助金や融資を意識した構成で進めますので、提出用資料の基礎資料として活用できます。また、明確に何か使いたい補助金や融資制度がある場合は講座の中でその申請書の項目に合わせて作り変えることも可能です。

Q. ChatGPTの有料プランは必要ですか?
有料版のご契約を別途お願いします(Plus以上)。ChatGPTの契約は1か月単位で可能なため講座終了後に解約することも可能です。

Q. 受講後も質問できますか?
はい。受講後1ヶ月間はフォローアップのメール相談が可能です。

Q. 法人としての申し込みもできますか?
もちろん可能です。社内プロジェクトや新規事業立ち上げにも対応可能です。

Q. 途中でやむを得ず中断した場合、再開は可能ですか?
はい。状況に応じて日程変更・再開にも柔軟に対応します。

この記事を書いた人

高林 努

東京でネットビジネスに約20年従事。
IMJグループ、電通レイザーフィッシュ、クラウドワークスでは、大手企業のインターネットビジネスの事業立案から実践構築までを担当。
2017年「地元鳥取を元気にしたい!」という思いから、(株)ダブルノットを設立。
地域を越えて日本全国に商品をアピールする“地産外商”を掲げ、ネット店長の育成に尽力。鳥取県八頭町、兵庫県豊岡市でデジタル人材育成を実施中!