AI導入からプロスポーツ誘致まで…まちの未来に“伴走する人”でありたい

こんにちは!株式会社ダブルノットの高林です。
今日は「未来のまちづくり」のお話です。

人とAIが連携できる環境を整える“伴走支援”という仕事

中小企業のコンサルティングだけでなく、自治体のお仕事もいくつか担当させていただいています。
「高林さんは生成AIの使い方を指導する人ですよね?」とよく言われますが、実は少し違います。

私の仕事は、企業さんや自治体さんの相談にのって、一緒に動いていく伴走支援です。
その大前提にあるのが、「生成AIをチームの相棒として迎え入れること」
人とAIが連携できる環境を整える——いわば現代のインフラづくりのような仕事です。

いま取り組んでいるのは、とある自治体の「体を動かすまちづくり(仮称)」
超高齢化が進む中で、未病や健康増進、できるだけ病院に頼らず暮らせるまちをどうつくるか。

「運動」を軸に、健康づくりを地域文化として根づかせるにはどうすれば一歩前に進めるのか。
そして、その延長線上には「プロスポーツの誘致」という大きな夢もあります。

東京で感じた“熱気”と地方のこれから

家族が東京にいるため、定期的に東京に滞在するのですが、
先日、できたばかりのトヨタアリーナ東京でB.LEAGUE(Bリーグ)の開幕戦を観てきました。

お上りさん丸出しで写真も撮りまくり(笑)
でも、あの熱気と完成度には本当に圧倒されました。
アリーナ全体が一つの生き物のように動いていて、「これを地方都市で誘致するとはどういう意味があるのか」——色々と考えさせられました。

スポーツがまちづくりであり、人づくり

来年度から、Bリーグでは「B.革新」という大幅な運営ルール改定が始まり、全国の主要都市だけでなく地方都市も含め、約20チームがトップリーグ「プレミア」で戦います。

全国的に注目が集まる一方で、地域によって盛り上がりに差があります。鳥取県も現時点では、その波にまだ乗り切れていない地域のひとつです。

これまで沖縄・千葉・前橋・宇都宮・滋賀・松江など各地のアリーナで試合を観てきましたが、どこも地域全体にエネルギーが満ちていて、非日常を気軽に楽しめる。
観戦が地域イベントであり、ビジネス交流の場にもなっています。

スポーツそのものが、まちづくりであり、産業づくりであり、人づくりだと実感します。

10年、20年かけて育てていく投資

こうした取り組みは、1年で成果が出るものではありません。
10年、20年かけて文化として育てていく「投資」です。

必要なのは予算よりも、自治体の熱量と一貫した思い。そして「思いを言葉にできる文化」が何より重要です。

“やったことがないからやらない、ではなく、やったことがないけどやってみよう”
この姿勢がまちを動かします。

もちろん課題も出てきますが、一つずつ乗り越えていく過程こそが地域の成長。
議員さんも市民も「単年度」ではなく、未来を描く視点で関われるかどうかが鍵だと思っています。

未来をつくるのは“仕組み”ではなく行動する“人”

プロスポーツのような大きな挑戦も、AIのような新しい技術も、結局は人が動くことから始まります。

未来をつくるのは仕組みではなく、思いを持って行動する人
その一歩を支えることが、私たちダブルノットの役割だと感じています。

生成AIの活用はあくまで手段のひとつにすぎません。
私が支援しているのは、事業の成長、まちの成長、そして人の成長です。

これからも、そんな現場から感じたことを少しずつお伝えしていけたらと思います。


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この記事を書いた人

澤 笑瑠

高校卒業後、2020年にダブルノット入社。
Webマーケティングの知識ゼロの状態からスタートし、きくらげ緑工房のネット店長として実践を重ねながらネットショップ運営の基本を学ぶ。
2024年2月からダブルノット豊岡拠点のスタッフとして、ネットショップに挑戦したい方と、ネット店長の育成を通して但馬エリアを元気にしたいダブルノットの架け橋になれるよう活動中!